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私のやまと古寺巡礼

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2019年2月27日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 東大寺二月堂、手向山八幡宮に参る

奈良の通りを歩いていると趣のある景色を目にすることがある。 それは同じ古都である京都とはまた違って、もっともっと深い 佇まいの、歴史をうかがわせるような建物や庭や川とでも言お うか、思うに神さびた景色なのである。 わたし […]

2019年2月22日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 東大寺戒壇堂に広目天、三月堂に不空羂索観音を拝む

抒情的な奈良の写真を撮る写真家といえば入江泰吉氏。その方の旧居 を通り過ぎると、すぐに東大寺戒壇堂に突き当たる。少しばかり勾配 の急な階段を登りきると、そこは名にし負う戒壇堂である。 “戒壇院”が […]

2018年7月5日 / 最終更新日 : 2019年10月12日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 十輪院とブルーノ-タウト

  十輪院とブルーノ・タウト 奈良に行ったなら、まず小規模ではあるが非常に古い簡素優雅な十輪院 を訪ねて静かにその美を観照し、また近傍の風物や素朴な街路などを心 ゆくまで味わうがよい。とこう述べたのは、ドイツの […]

2018年3月25日 / 最終更新日 : 2019年10月12日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良元興寺に天平の美を探し、奈良町に現代の美を見る

奈良町への道 奈良町はいく度も訪れていたが、元興寺は初めての訪問である。 いつも奈良町方面へ行くには、近鉄奈良駅を出てアーケード街の東向通り を南へ歩く。三条通りへ出たならすぐ東にある餅菓子屋さんを右に折れ再 び南へ向う […]

2018年3月20日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 唐招提寺を訪ねて3(鑑真和上の思い)

戒壇 覆屋は江戸時代に焼失し、風雨にさらされた戒壇だけが残っている。 独特の塔の形は、インドの仏塔をモデルにしているという。   門より戒壇を望む   戒とは 戒を授かり僧となるには、三人の師と七人の […]

2018年3月19日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 唐招提寺を訪ねて2(現存する最古の校倉 宝蔵・経蔵)

唐招提寺の講堂は、奈良時代の数少ない講堂の遺構で貴重な存在である。 「朝集殿」とは、儀式に出席する役人が待機する場合に利用された簡素 な 建物だったという。元は西向きの切妻の建物を入母屋に改造した。   奥に見 […]

2018年3月17日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 唐招提寺を訪ねて1(亀井勝一郎の称賛した金堂の美)

唐招提寺への道 近鉄西ノ京駅で下車し、南に薬師寺の三重塔を見て北へ十分ほど歩くと 唐招提寺の森が見えてくる。奈良時代にはこの辺りは西ノ京といって高級 役人が住むところであった。 唐招提寺へ向う道すじには、薬師寺の末寺と覚 […]

2018年3月13日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 新薬師寺に和辻哲郎も驚く天平建築と十二神将を観て、会津八一の歌碑に思う

和辻哲郎の『古寺巡礼』 「この堂の前に立ってまず否応なしに感ずるのは、やはり天平建築らしい 確かさだと思う。あの簡素な構造をもってして、これほど偉大さを印象す る建築は他の時代には見られない。しかしこの堂の特徴はいかにも […]

2018年3月11日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 新薬師寺への道 亀井勝一郎も好んだ古さびた築地の道

近鉄奈良駅で電車を降り、にぎやかなアーケード街を南に歩いてメイン ストリートである三条通りへ出る。この通りは西へ真っ直ぐ行けばJR 奈良駅である。右手に猿沢の池を眺め新薬師寺へ向うべく“高畑の道“を めざそう。 &nbs […]

2018年3月8日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼

奈良 秋篠寺に技芸天と薬師如来、そして十二神将を観て往時を偲ぶ

秋篠寺への道 近鉄西大寺駅で電車を降り、バス乗り場を探しても見つからなかったので 見当を付けた方角に歩いていくことにした。 秋篠寺を訪ねるのは初めてである。秋篠宮家ができてから一度は行ってみ たいと思っていたのだが、今日 […]

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プロフィール

関西在住の写真愛好家です。旅行好きが高じて、各地の風景・記録写真が相当の分量溜まりました。多くの方に見て頂きたいものです。

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