2018年10月5日 / 最終更新日 : 2019年10月11日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 冬の気配 ‐ 十三湖 菅江真澄と十三湖 十三湖周辺の風景は物悲しい。 かつて(中世鎌倉時代)この周辺には、数多くの寺院と城のあったことが 分っている。近年都市遺構の発掘も進んでいると聞く。 私が訪ねたころ、それが想像できないほどに さびれてし […]
2018年10月2日 / 最終更新日 : 2019年8月12日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 津軽 – 冬をひかえて 十三湖周辺の景色 津軽地方の冬の訪れは早い。昭和四十年代の半ば、十三湖北部の荒涼とした 景色に魅せられ、わずか二年間ではあったが、仕事の合間に東京から通い続 けた。半世紀前のことなので集落の名は思い出せないのが残念だが、 […]
2018年10月1日 / 最終更新日 : 2019年10月11日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 津軽の縄文遺跡と飢饉 津軽は縄文遺跡の宝庫か! 近年、“縄文”や“土偶”をテーマとした「美術展」が多く開催展示されるようになり、 またテレビや雑誌にも話題を提供している。その縄文遺跡だが亀ヶ岡遺跡、三内丸 山遺跡をはじめ青森県でたくさん発見さ […]
2018年9月28日 / 最終更新日 : 2019年8月12日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 家路 ‐ 津軽野 豊穣の沃野の地平線の彼方には、陽が沈みかかっている。記録に書ききれ ないほど飢饉に遭った津軽野が想像できない情景である。 農夫家路 &n […]
2018年9月27日 / 最終更新日 : 2019年8月12日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 秋深まる津軽野 秋深まる 豊かな沃野・津軽野のかなたに岩木山がそびえ、流れる雲と冷涼な風がもうすぐ 訪れる冬を予感させる。 夕暮れ 津軽野の夕景 ミレーの『晩鐘』、あるいは『羊飼い […]
2018年9月21日 / 最終更新日 : 2020年1月7日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 イザベラ・バードと 津軽 ”Unbeaten Tracks in Japan” 津軽への先入観 私が働いていた職場に津軽出身の先輩がいた。秋の彼岸に田舎へ帰ると いうので私も連れて行ってもらった。「津軽の人の生活が見たい」と言 うと、「東京と同じ」と苦笑していた。なるほど、その先輩の家はリン ゴ農家 […]
2018年9月20日 / 最終更新日 : 2019年10月11日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 津軽は北のまほろば?(縄文時代はユートピアだった?) 大和は国のまほろば たたなづく青がき 山ごもれる大和しうるわし 津軽は北のまほろば !? 大和朝廷の権力に服さない北の地に住む蝦夷。都の人々から見れば野蛮人 の住む地として認識されていたのではないだろうか。 […]
2018年9月18日 / 最終更新日 : 2019年10月11日 koji-kame 津軽紀行 秋ー冬 秋の津軽野をゆく(みちのくは歌枕の宝庫) みちのくを歌枕で知る 陸奥、奥州、青森という文字を目にすると、辺境の地、田舎というイメージが 先行し、とても憧れの地とは考えられないだろう。ところが平安のその昔には、 憧れをもって歌に詠まれていたのである。 たとえば “ […]