2019年11月1日 / 最終更新日 : 2019年11月1日 koji-kame 京都北山に雪月花を楽しむ 京都北山 花背と芹生の里の秋に徒然草を想う [神無月のころ] 十月ごろ、来栖野(くるすの)というところを過ぎて、人を尋ねる用があって、ある山里に分け入ったことがある。はるかに続く苔むす細道を踏みわけて行くとだれかがひっそりと住む庵があった。木の葉におおわれた懸樋の […]
2019年8月16日 / 最終更新日 : 2019年8月18日 koji-kame 徒然草絵巻 徒然草 あだし野の露消ゆる時なく あだし野の露消ゆる時なく、鳥辺山の烟立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、 いかに、もののあはれもなからん。世はさだめなきこそ、いみじけれ。 花はさかりに、月はくまな […]
2019年2月13日 / 最終更新日 : 2019年10月9日 koji-kame 京都御苑 京都御苑早春譜 (徒然草・兼好法師の眼差し) “春暮れて後、夏になり、夏果てて、秋の来るにはあらず。 春はやがて夏の気をもよほし、夏より既に秋はかよひ、 秋はすなはち寒くなり、十月は小春の天気、草も青くなり、 梅 […]
2019年2月6日 / 最終更新日 : 2019年2月10日 koji-kame 京都御苑 京都御苑に降る雪は Kyoto Gyoen National Garden 雪のおもしろう降りたりし朝 “雪が趣深く降った朝、ある人のもとに、所用のために手紙を送った際、 雪のことに何もふれなかった。その返事に、「この雪をいかが御覧です かと、一言のあいさつもないような […]
2019年1月28日 / 最終更新日 : 2019年10月9日 koji-kame 京都御苑 徒然草ーよろづにいみじくとも “万事にすぐれていても、恋の情緒を解さないような男はひどく 物足りないものであって、そんな男を見ると、底のない玉の杯 のような感じがするにちがいない。 […]
2019年1月27日 / 最終更新日 : 2019年10月9日 koji-kame 京都御所 徒然草-いでや、この世に生れては(兼好法師と清少納言) “さて、人がこの世に生れてきたからには、当然だれでも願うことが いろいろあるようだ。 まず身分についていうなら、天皇の御位などは話題とするのもおそ れおおい。 &nb […]