アベノミクス、検察庁法改正案に思うこと

ひさびさモンテーニュ『エセ―』を読んでいたところ
次のような文に出会った。
行為においては無気力で、言葉だけ哲学者めいた人を私は憎む
哲学者のある者は国家の政治が無能な人間によって占められているのを見て、
身を引いた。
ヘラクレイトスは王位を弟に譲った。エフェソスの人々が神殿の前で子供たち
と遊んでばかりいるのを非難すると、
「おまえたちと一緒に国政を執るよりこのほうがましではないか」
といった。
ところで「アベノミクス」変じて「 # アホノミクス」とか口の悪い者は
言っておるようだが、かの三本の矢はいったいどこへ飛んでいってし
まったのだろうか?
旧三本の矢、新三本の矢と間をおいて出されたように記憶している。
新ゝ三本の矢は来年あたり出そうな気がしないでもないが、すでに刀
折れ、矢は尽きたように見える(アベノミクスでコケ、さらには
アベノマスクでズッコケ、全てにおいてゴテゴテとは言え、コケても
ただでは起きない安倍さんのことだ、次の手を打ってくるだろう) 。
でもウルトラCだけはやめて欲しい。末代までの恥になる。
新三本の矢とは?
1 希望を生み出す強い経済
2 夢を紡ぐ子育て支援
3 安心につながる社会保障
というもののようだ。うーむ…毛利元就公も草場の陰で泣いておろうゾ。
「三顧の礼」で迎えたい哲人・民主主義は、どこぞに居ないものか…
「出でよ神龍!」