ある晴れた日に 傷痍軍人の姿を見る

“ あの子は今頃どうしているでしょう。
雪と風のシベリアは寒かろう…
つらかっただろうと命の限り抱きしめて…
温めてやりたい ”

 

戦後二十五年を経た “ハレの日” 。
白衣姿の傷痍軍人は、浅草寺雷門や都内主要駅などで よく見られた光景だった。

 

 

数日後の靖国神社。都心では珍しく雪が降ったせいか参拝者は少なかった。