春を待つ

 

 

牛の飼料か家畜の小屋に敷く藁か、それとも堆肥を作るための
材料を運んでいるのだろうか。当時でもあまり見ることがなか
った馬橇である。すでに雪解けは始まっており、道路や田畑の
雪はシャーベット状になっていた。

 

 

 

 

「重たい雪を 真っ白にかぶった

あの山にもこの町にも

そのどこかでどこかで

春を待つ 準備をしている

小さい草たちが 草たちがいるよ」

 

そんな歌を口ずさみながらぬかるんだ雪解け道を歩いた…

 

 

 

 

 

雪解け道の路傍にはお地蔵さまが祀られている。

 

 

 

 

夏の例大祭では多くの人で賑わっていた地蔵堂には訪れる
者もいない。

 

 

 

 

暖かい日なので近所の店に買物に行くお年寄り。砂利道は
雪解け水でぬかるんでいた。撮影地は中泊町。

 

 

 

太宰 治?

 

 

 

 

 

雪解けの始まっている田んぼを眺めていたお婆さん、
しばらく経つと家の中に入っていった。

 

 

 

 

小雨の降る中、買物から戻ってきたご婦人。防風防雪のための
カッチョと欅並木が延々とつづく。日本海からの西風を絶えず
受けるので木の枝が東になびいている。撮影地は藤枝集落。