お出かけ母娘

 

 

雪原のかなたから黒い影が二つ、その影は徐々に大きくなり
わたしに近づいてきた。

 

 

 

絶え間なく降りかかるボタン雪越しに、農家の母娘と思しき
ご婦人の姿がみとめられた。

 

 

 

 

 

 

顔写真を撮らせてもらい、礼を述べて別れた。後ろ姿からは、
なぜかマトリョーシカを想像してしまった。

 

 

 

 

 

 

となりの集落まではまだまだ遠い。