広島の世界文化遺産 – 厳島神社を訪ねて

縮景園

 

九月の連休を利用しての広島旅行。数年振りの広島であるが、広島駅、
そして駅周辺の様相が変わり高層マンションが目立つようになった。
今回は市内観光を徒歩で、そして広島といえばお好み焼き、牡蠣など
食いしん坊にはうれしい所なので片っ端から食べてみようと欲張りな
計画をたてた。
まずは市内観光ということで広島駅から近い縮景園に立ち寄る。園内
に入ると、さっそくボランティアの方の説明が始まる。後の予定が詰
まっているのでここは駈足で。ちなみに、縮景園は中国の西湖を模し
ているとか。

 

 

縮景園 名月亭

 

小一時間縮景園を周回して、西隣の美術館へ。ところが、お隣の県
立美術館は「ジブリ…」とやらの開催中で長蛇の列、なのでここは
パス!
まだ11時前だけれどお腹が空いてきたので頭の中はソースの掛った
「お好み焼き」 でいっぱい。広島城へ向かったのだけれど、城の見
学は後にしようと踵を返し八丁堀方面へ足を向ける。
さてどこにしようかと、しばし彷徨。 広島風お好み焼き店は県内に
2千軒はあるというけれど、さっぱり店が見つからない。デパートな
ら大きく外すことはないだろうと、城にも近いデパートの食堂街へ。
30分待ちで順番が回ってきた。これがうわさに聞くお好み焼きかと
食す。パリパリとした麺が食感と食欲を刺激し”宮島ビール”と相まっ
て食が進むススム。甘めのソースは好みではなかったが、満足した昼
食であった。

 

 

広島城 表門

それではと、腹ごなしがてら次に向ったところは広島城。被ばくした
奇妙なかたちのユーカリの木や石積みに目がいった。雨がぱらつく中、
城攻めを短時間で切り上げ隣のひろしま美術館へ。

 

 

 

ひろしま美術館

歩き疲れたのでまずは喫茶室に入り美味いエスプレッソ・コーヒーを
味わう。休憩後は芸術の秋を楽しむ……

 

 

 

展示室

二度目の来館だったが、幾度来てもいい! ヨーロッパの近代絵画
を中心に大観や栖鳳などの日本画もあり、ここは広島の隠れた名所
なのだ!「写真撮影可」でした。

 

 

 

刈り入れ(ミレー)

制作年:1866-67年
家畜の飼料用の草を刈り取っているのであろうか。
こんな形の草刈り鎌(?)があろうとは!

 

 

農婦帰路(浅井 忠)

制作年:1887年
明治維新の後、二十年後に描かれた農民一家の帰路姿のようだ。
その表情からうかがえるのは、小作人の苦労の影が付きまとって
いるように思えてならない。少女の視線に、”希望”を託している
ようにに思えるのだが考えすぎだろうか

 

 

屏風(部分)

 

美術館を後にし、次に向かったのは「原爆ドーム」と「原爆資料館」。
資料館の方はあいにく耐震工事中であった。別棟で資料を展示していた
ようであるが、以前に見学していたので、歩き疲れていたこともあり早
めにホテルへ向かった。すでに午後4時であった。

 

 

 

原爆ドーム(世界文化遺産)

 

 

 

平和記念公園

 

ホテルで少し休んだ後、広島の夜の雰囲気を楽しもうと、ホテルを出て
多分こっちの方角だろうと見当をつけて本通アーケード街へ行く。さす
がに中国地方を代表する都市だ、あまりの人出の多さにに驚く! 東北
の「大都市」とは活気が違う。高齢者の姿は見当たらず、若い人がそぞ
ろ歩きを楽しんでいるようにも見えた。
駅も近代的になり大きくなっていたが、高層マンションが増え新しいビ
ルが目立つ。なにより活気がある! 人も、バスも、電車も、不動産ま
でもが活気があるように見えるのだ。
で、肝心の夕食だが、あちこち歩きまわり居酒屋に入り岩ガキと穴子飯、
を味わう。当日の万歩計の記録は21614歩。明日は近くの川から船で宮
島へ向かう予定。

 

 

 

乗船場

二日目は、原爆ドームの南にある乗船所から船に乗り厳島神社へ向かう。
今回は満潮になる時刻を見計らったので期待が高まった。

 

 

 

宮島

宮島へは45分で到着した。鉄道を利用するより早い。しかし航路沿い
の景色は工場やビル群ばかりが目に入り、写真は一枚も撮らずじまい
だった(上の写真は以前に宮島桟橋からのフェリー内から撮影したもの)。

 

 

大鳥居

前回訪れたときは干潮時だったので、今回は満潮時間を調べての再訪。

 

 

 

台風の被害に遭ったのか、舞台などを修繕中。今回こそはと期待が
大きかったけれど、撮影枚数は思いのほか少なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平舞台

修繕中だったので前回訪れたときの写真(正面が拝殿)。

 

 

拝殿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能舞台と能楽屋を望む

 

 

 

能楽屋と橋掛

 

 

 

反橋

 

 

 

出口

厳島神社出口より千畳閣と五重塔を望む。

厳島神社宝物館へは以前に”平家納経”(国宝)を見るために入館して
いる。ところが、展示されていたものは複製品であった。いったい何
のためにここまで来たのかとガッカリ。ようやく見ることができたの
は、昨年京都国立博物館で開催された『国宝展』であった。
厳島神社を見学してからは、これも楽しみにしていた宮島の穴子飯!
宮島口の有名店は以前に食していたので、今回は島での食事を考えて
行動していたのだ。目指した店は、陶箱に入った穴子飯で見た目も食
欲をそそった。その味も好みであった。もちろん岩村の”もみじ饅頭”
もたくさん買いました。

 

 

 

千畳閣(豊国神社)

 

お腹もいっぱいになった後は弥山に登る予定だったのだが、足にでき
た豆が痛いのでそれは断念し、次に向かったのは千畳閣。秀吉が戦没
将士を慰霊するために造らせたが、途中で没したので未完成という建
物である。後に秀吉公を祀り豊国神社となり、重要文化財に指定され
ている。

 

千畳閣内部

 

 

 

 

 

 

 

千畳閣 回廊

正面の赤い建物は五重塔。

 

 

 

千畳閣の眼下に厳島神社を眺めることができる。

 

 

 

 

帰路は宮島口からJRに乗り、広島駅で新幹線に乗り換えて帰路。
尾道に寄る予定だったが、疲れていたのでそれはまた今度。

 

 

 

 

※今年最後の投稿です。