酒田市 ― 山居倉庫を訪ねて

 

NHKの朝ドラ、『おしん』のロケ地で有名になった山居倉庫(さんきょそうこ)。
山形県庄内地方で出来たお米は、酒田市の山居倉庫に運ばれると言っても過言
ではないと思う。最上川の舟の便を利用し一旦ここに運ばれ、古くは北前船を
利用し日本海を通って各地へ運ばれたのであろう。
歴史的建築物として残されているのかと思いきや、現在でも使われているという
のだから驚く。建物の構造は屋根が二重になっており、穀物の貯蔵に配慮した造り
になっているのだ。海風が二重屋根の中を通り抜け、夏の暑さでも蔵の中は外に
比べかなり涼しいのではないだろうか。倉庫の西側にはケヤキが植林されており、
西日が差しても倉庫に当らないように考えられている。
空調機も無い時代に、自然の通気を利用してお米を貯蔵していたのだ。現在では
空調機を用いて管理している。
建築当初は14棟だったが現在残っているのは12棟である。建築年は明治26年
(1893)、なんと125年を経ていて現役なのである。
山居倉庫は整然と並んで建てられていて、どこから見ても美しい建築物である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山居倉庫で最も有名なところは倉庫西側のケヤキ並木である。
過去たくさんのポスターやテレビドラマで紹介されているので
一度は見かけたことがあるかと思う。
私も撮影イメージをふくらませ、一日の間に二度足を運んでは
みたものの、期待する光線の具合を待つのももどかしく、次の
場所へ移動してしまった。
似たような写真ばかりになってしまったが、どれも愛着があり
取捨選択は難しく増えてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真に写っている川を利用して穀物倉にお米を搬入搬出していたようだ。
穀物倉から船まで60kgの俵を運ぶのは女の仕事で、中には300kgの
米俵を背中に担いだ女傑もいたというからタマゲタ話である。