大台ケ原山を歩く 19(苔の森ー晴れのち雨)

晴れていたかと思えば、霧が静かに迫ってきて、やがて大粒の雨が
降り出す。それが大台ケ原山である。かつては、山に入り戻って来
れなかった者が数多いる。魔の山、迷いの山、妖怪一本ただらの住
む森なのだ。
修験者がこの山に入ったのはそれほど古い時代ではないようだ。修
行する山として魅力がなかったのか。それともアプローチが長すぎ
たのか。