大台ケ原山 神々の森へ6

 

大台ケ原山の山頂(日出ケ岳)から尾根筋を正木ケ原を通って、東ノ川方面に
歩けば、あたり一面立ち枯れの木と倒木、それに笹の原が出現する。倒木と笹
の原は伊勢湾台風の置き土産であるが、無残に表皮を剥がされ立ち枯れした木
は、鹿の食害によるものである。立ち枯れした木のほとんどは、樹形からトウ
ヒに見える。
大台ケ原山は気候、標高により多様な植生があり、豊かな森が残っている。大
きな木では、トウヒ、ウラジロモミ、ミズナラ、ブナなどが生い茂り、春と秋
に関わらず一年を通して楽しめる山域である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尾根筋から一歩樹林帯に立入れば、そこは “黒い森” となり陰鬱な森が垣間見え、
一瞬背筋が冷たくなるような感覚を覚える。そこここに倒木があり、自然界の掟
である “倒木更新” が窺える。苔むした倒木を撮影していると、いつの間にか霧
が漂ってきて幽玄な趣に浸れる。

また、山頂から三重県側に下れば、尾根筋にはブナ林が見られ秋には見事な黄葉
を鑑賞できるのだ。大台ケ原山に二度三度通ううちに、三重県側(宮川)の大杉
谷を探索したくなる気持ちが起きるに違いない。だがこの谷は危険がいっぱい!
山歩き初心者にはおすすめ出来ない。

※次回は大杉谷を投稿する予定です

 

 

 

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