大台ケ原山 神々の森へ4

 

大台ケ原山は標高二千メートルにも満たない山である。明治に入り、京都の
宗教家や地元の人が開拓に入ったが、冷涼な気候と痩せた土地、それに雨の
多い山なので作物は育たず開拓は失敗した。ふもとの村から山頂までは相当
距離があり、その上に豪雨と霧で方向を誤り遭難する人が多かったのであろ
うか。里の人には “魔物の住む山” と恐れられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開拓跡付近には、カエデ科のチドリノキが繁茂し、春は新緑、秋は黄葉と
美しい光景を見ることができる。開拓時代に樹木が伐採されたためか付近
に大木はあまり見られない。

※続きます