2018年3月30日 / 最終更新日 : 2019年11月3日 koji-kame 京・近江の古寺を訪ねて 京都大原 寂光院に建礼門院出家の地と大原西陵を訪ね、平家物語を想う 終点の大原で京都バスを降り、平家物語ゆかりの寂光院へ向って北の方角へ 歩く。狭い道を進むとすぐに高野川にかかる橋に出て、清流を望むことがで きる。都会から離れたこのあたりなら、夏の夜は涼しげなカジカガエルの鳴 き声を聴く […]
2018年3月25日 / 最終更新日 : 2019年10月12日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼 奈良元興寺に天平の美を探し、奈良町に現代の美を見る 奈良町への道 奈良町はいく度も訪れていたが、元興寺は初めての訪問である。 いつも奈良町方面へ行くには、近鉄奈良駅を出てアーケード街の東向通り を南へ歩く。三条通りへ出たならすぐ東にある餅菓子屋さんを右に折れ再 び南へ向う […]
2018年3月20日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼 奈良 唐招提寺を訪ねて3(鑑真和上の思い) 戒壇 覆屋は江戸時代に焼失し、風雨にさらされた戒壇だけが残っている。 独特の塔の形は、インドの仏塔をモデルにしているという。 門より戒壇を望む 戒とは 戒を授かり僧となるには、三人の師と七人の […]
2018年3月19日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼 奈良 唐招提寺を訪ねて2(現存する最古の校倉 宝蔵・経蔵) 唐招提寺の講堂は、奈良時代の数少ない講堂の遺構で貴重な存在である。 「朝集殿」とは、儀式に出席する役人が待機する場合に利用された簡素 な 建物だったという。元は西向きの切妻の建物を入母屋に改造した。 奥に見 […]
2018年3月17日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼 奈良 唐招提寺を訪ねて1(亀井勝一郎の称賛した金堂の美) 唐招提寺への道 近鉄西ノ京駅で下車し、南に薬師寺の三重塔を見て北へ十分ほど歩くと 唐招提寺の森が見えてくる。奈良時代にはこの辺りは西ノ京といって高級 役人が住むところであった。 唐招提寺へ向う道すじには、薬師寺の末寺と覚 […]
2018年3月13日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼 奈良 新薬師寺に和辻哲郎も驚く天平建築と十二神将を観て、会津八一の歌碑に思う 和辻哲郎の『古寺巡礼』 「この堂の前に立ってまず否応なしに感ずるのは、やはり天平建築らしい 確かさだと思う。あの簡素な構造をもってして、これほど偉大さを印象す る建築は他の時代には見られない。しかしこの堂の特徴はいかにも […]
2018年3月11日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼 奈良 新薬師寺への道 亀井勝一郎も好んだ古さびた築地の道 近鉄奈良駅で電車を降り、にぎやかなアーケード街を南に歩いてメイン ストリートである三条通りへ出る。この通りは西へ真っ直ぐ行けばJR 奈良駅である。右手に猿沢の池を眺め新薬師寺へ向うべく“高畑の道“を めざそう。 &nbs […]
2018年3月8日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 私のやまと古寺巡礼 奈良 秋篠寺に技芸天と薬師如来、そして十二神将を観て往時を偲ぶ 秋篠寺への道 近鉄西大寺駅で電車を降り、バス乗り場を探しても見つからなかったので 見当を付けた方角に歩いていくことにした。 秋篠寺を訪ねるのは初めてである。秋篠宮家ができてから一度は行ってみ たいと思っていたのだが、今日 […]
2018年3月6日 / 最終更新日 : 2019年9月15日 koji-kame 京・近江の古寺を訪ねて 早春の岩船寺に三重塔を仰ぎ見、修行者に思いを馳せる 岩船寺本堂・庫裡 岩船寺の仏像 岩船寺は京都府木津川市にあるが、地理的には奈良市に近く、JR奈良駅 から自動車で30分ほどで来ることができる。山門前には寺の名の由来にな ったという舟の形をした […]
2018年3月5日 / 最終更新日 : 2019年10月16日 koji-kame 京・近江の古寺を訪ねて 岩船寺(木津川市)への道 ー 石仏の里・当尾 石仏の道 浄瑠璃寺を後にして、山あいの “石仏の道“ を通り岩船寺に向おう。多くの方は比較的楽な逆のコースをとるが、静かな朝のうちに浄瑠璃寺を拝観したかったので岩船寺を後にまわした。 当尾の里とは 当尾の里 […]