津軽紀行 地吹雪の日18(カヤ造りのカッチョ)
津軽地方では、農家の周囲を防風防雪のための“カッチョ“と言う囲いを
設けている。冬場だけ取付けている家があれば、年中取付けたままの家
もある。ヒバの木の板囲いをよく見かけたが、この家ではヨシかカヤの
ような材料を丁寧に組んでいて造園業者顔負けの造りである。本来の
カッチョの材料はカヤであったが、製材技術が進歩した近代になってから
板囲いになったようである。
不思議なことに、家の周りを防風林が護っている姿はあまり見かけなかった。
津軽地方では、農家の周囲を防風防雪のための“カッチョ“と言う囲いを
設けている。冬場だけ取付けている家があれば、年中取付けたままの家
もある。ヒバの木の板囲いをよく見かけたが、この家ではヨシかカヤの
ような材料を丁寧に組んでいて造園業者顔負けの造りである。本来の
カッチョの材料はカヤであったが、製材技術が進歩した近代になってから
板囲いになったようである。
不思議なことに、家の周りを防風林が護っている姿はあまり見かけなかった。