津軽紀行 地吹雪の日14

 

 

 

 

あたりは暗闇に包まれたよう。吹き飛ばされそうな、凄まじい風の威力である。私の格好はといえば、カーキー色の綿のジャケットにジーパン、それにゴム長靴という出で立ち。とんでもなく寒いが、二十歳という若さなので耐えられたのだろう。

撮影後、東京へ帰ると足の指は軽い凍傷になっていた。